▶ 元動画:https://www.youtube.com/watch?v=mHAn63mlzo8(オタキングch【岡田斗司夫 PLUS】)
■ 3行でわかる
① 約10年前のニコニコ生放送で行われた苫米地英人氏と岡田斗司夫氏の対談5本を60分にまとめた動画で、橋下徹氏の慰安婦発言、乙武洋匡氏の飲食店実名告発、児童ポルノ法改正などの時事ネタを議論している。
② 苫米地氏は、事実が確定しない問題での政治的発言は危険で、言ってしまったならすぐワシントンへ飛んで説明すべきだったと指摘し、児童ポルノ法は警察の権益拡大であり表現の自由は憲法に基づいて守るべきだと主張する。
③ 当時「メディアの未来」と言われたニコ生について、双方向性は必ず伸びるが、電通など大資本が入れば放送コードのような自主規制が生まれると予見しており、今見ると答え合わせができる内容になっている。
動画の概要
岡田斗司夫氏のチャンネルで、ニコニコ生放送の公式番組だった頃に収録された苫米地英人氏(認知科学者・脳機能学者、オウム信者の脱洗脳で知られる)との対談を、累計20万回再生を超えた5話分つなげて60分にまとめた「一気見用」動画です。各パートの合間には、チャンネル管理人による振り返りコメントも入っています。
主なポイント
1. 橋下徹氏の慰安婦発言と「外交の作法」
- 事実が確定していない問題について政治的な発言をすることは極めて危険で、政権を取るまでは話題にすべきではなかったと苫米地氏
- 人権に敏感なアメリカにとって、この種の発言は「言葉の政治」の核心に触れる問題
- 言ってしまった以上は、批判が出る前にその日の便でワシントンへ飛び、ジャパンハンドラーに事情を説明して味方につけるべきだったと助言
2. 乙武洋匡氏の飲食店実名告発
- バリアフリーでない店で差別的な対応を受け、怒ったこと自体は正当だと評価
- 公共機関がバリアフリーであることは、民間でも本来は望ましいという社会の共通認識の出発点だと説明
- 自分の個人的なクレーム(ホテルの接客)は公表しないが、障害者差別は公共の福祉の問題なので公に語ってよいと区別
- 実名を出す前なら止めたかもしれないが、出した後なら「よく言った」と言うというのが苫米地氏の結論
3. 苫米地氏の漫画・映画遍歴
- テレビは見ず、子どもの頃は本の虫。漫画は社会人になってからハマった
- 『闇金ウシジマくん』は全巻購入、『ベルサイユのばら』は挫折、『ジョジョ』では第7部「スティール・ボール・ラン」が一番好き
- 米国留学中に黒澤明作品を研究し、映画をまたいで感情を呼び起こす「アンカーとトリガー」の仕掛けを解説して、黒澤組の元スタッフを感動させたというエピソード
4. ニコ生とテレビの未来
- 双方向性のあるニコ生のようなメディアは間違いなく伸び、既存のテレビ局は危うくなると予測
- テレビ局の経営は電通に支えられ、視聴率の差ほどCM料金に差がない構造だと指摘
- 大資本が入れば「放送コード」(実態はスポンサー向けのNG集)がネットにも生まれ、自由な配信はアンダーグラウンド化しうると警告
- 本当のグローバルスタンダードは世界統一ルールの押し付けではなく、各国の文化の多様性とタブーを互いに尊重することだと主張
5. 児童ポルノ法改正と表現の自由
- 法案は後部座席シートベルト義務化や風俗営業の所管移管と同様に、警察の権益拡大の一つと見る
- 出版自体を禁じるのは憲法上の表現の自由に反するため、出版はやめずにシールで18禁を明示するなど売り方で対応すべき
- 国会で十分な議論がないまま通ることが問題で、法案成立前なら国会議員に問い合わせる運動も有効
- いざとなれば裁判で争う姿勢が重要
6. 10年後の答え合わせ
- 岡田氏は、当時「メディアの未来」だったニコ生は今の若い世代には知られていないと振り返る
- ニコ生やMXテレビが担った役割は、巨大資本が運営するABEMAに回収されたと指摘
- 管理人は、YouTubeの台頭や広告のリアルタイム入札化まで見通した苫米地氏の予見を評価している
まとめ・結論
強烈な個性の苫米地氏を岡田氏がホスト役として迎える構図の対談で、時事問題を通じて「事実と政治的発言の区別」「公共の福祉と表現の自由」「メディアと資本の関係」といったテーマが浮かび上がります。10年前の議論を今見返すと、ネットメディアの行方など、何が当たり何が変わったのかを確かめられる内容です。
▶ 元動画を視聴する(オタキングch【岡田斗司夫 PLUS】)

