【イーロン・マスク】中間選挙・共和党大敗でスペースX大ピンチ!?/テスラと合体で「マスク帝国」誕生なるか/「人類を多惑星種に」巨大すぎる野望の背景《田端信太郎×蛯原健 株で儲けたきゃ社長を見ろ!》【楽待 RAKUMACHI】

▶ https://www.youtube.com/watch?v=NXa8TOfxxrQ

目次

■ 3行でわかる

① 米中間選挙で民主党が上下両院の多数派を奪還する見通しとなり日経平均が一時3000円安となる中、トランプ寄りのイーロン・マスク氏のスペースXやxAIのデータセンター事業に議会から逆風が吹く懸念が出ている。

② 田端信太郎氏と蛯原健氏は、10月20日に検討が明らかになったテスラとスペースXの統合は「イーロンに賭ける」投資を一本化するもので合理的とし、原材料費は打ち上げ費用の2%という「第一原理」思考がマスク氏の強さだと分析した。

③ 「人類を多惑星種に」という極大のビジョンと狂気的な切迫感、楽観性を併せ持つプロダクト志向のアウトライヤーであり、投資するなら一生売らないくらいの「推し活」感覚で余裕資金で、と助言している。

動画の概要

不動産投資の楽待チャンネルの株式編「株で儲けたきゃ社長を見ろ!」で、アクティビスト投資家の田端信太郎氏と、シンガポールを拠点にインド・東南アジアに投資するベンチャーキャピタリストの蛯原健氏(リブライトパートナーズ創業者)が、イーロン・マスク氏を田端氏の著書のフレームワーク(価値観・本性・人徳・心理・危機管理)で読み解いた回です。収録中には中間選挙で民主党優勢の速報も入りました。

主なポイント

1. テスラとスペースXの統合「マスク帝国」構想

  • どちらの株を買っても結局は「イーロンに賭ける」ことなので、一本化した方が個人投資家にも分かりやすい(田端氏)
  • テスラでのマスク氏の支配権が10%台まで下がっていることも統合の動機になり得る
  • 経営陣の兼任やオプティマスとテスラの素材共通化などシナジーも大きく、事業ポートフォリオとしてもシンプル(蛯原氏)

2. 中間選挙で民主党優勢、マスク氏への政治リスク

  • 伝統的に民主党寄りのシリコンバレーで、マスク氏はトランプ派のアウトライヤーだった
  • 民主党は残り2年のトランプ政権の足を引っ張ることに集中し、NASA向け売上の利益相反追及や証人喚問、データセンター建設の規制などで「嫌がらせ」をする可能性
  • データセンターは騒音・水質・電気代上昇で全米的に不人気で、スペースXの売上の過半を占め黒字化の要因となったAI事業が停滞するリスクもゼロではない
  • 収録当日、日経平均は民主党の多数派奪還の報道を受けて一時3000円安に

3. 価値観:多惑星種とプロヒューマン

  • 1971年南アフリカ生まれ。10歳でゲームをプログラミングし、学校で模型ロケットを飛ばし、10代前半からSFや哲学書に没頭、17歳でカナダへ移住
  • 掲げるのは「人類を多惑星種にする」「人類の意識を最大化する」と、ポリコレに反対する「プロヒューマン(親人間派)」
  • 長距離電話をタダにする装置を作ったジョブズが人と人とのつながり志向だったのに対し、マスク氏は少年期からフィジカルなもの志向(田端氏)
  • ジョブズというより、ロックフェラーやカーネギーを超える存在(蛯原氏)

4. 本性・人徳:第一原理と突破力

  • ロケットの原材料費は打ち上げ費用の約2%にすぎないと気づき、そこからコストを積み上げ直す「第一原理」思考
  • Twitter買収後、データセンター移転に半年かかると言われると、自ら現場に乗り込みケーブルを切ってサーバーを運び出した
  • 「減らしすぎて困るまで減らしてから戻せばいい」というルール。スペースXでは意図的に失敗して改善を繰り返す
  • テスラの生産危機ではラインの脇にテントを張って泊まり込み、私欲の匂いがしないフェアさが人を引きつける
  • 共感力は低く、人間関係で波風も立つが、成果の大きさがマイナス面を上回っている。人よりプロダクトを目的とする「プロダクト志向」の経営者

5. 心理・危機管理:知的好奇心と功名心

  • 「火星に行くまでに多くの人が死ぬだろう」と言える、エンジニアリング的に誠実な危機の定義
  • 株価は資金調達や買収のための制約条件にすぎず、根っこは知的好奇心と「愉快犯」的な功名心(田端氏)
  • 愛読書『銀河ヒッチハイク・ガイド』に通じる好奇心。テスラの資金繰り危機も乗り越え、トラックレコードからロケット事業もいずれ黒字化すると見るのが自然(蛯原氏)
  • 日本の起業家は優秀だがビジョンが小さい。マスク氏のビジョンは「取り憑かれた」レベルの本気度

まとめ・結論

マスク氏は極大のビジョンと実行力、切迫感と楽観性を兼ね備えた、参考にしにくいほどのアウトライヤーです。田端氏自身はずっと迷いながら株を買っていないと明かし、投資するなら大きく儲けるためではなく、全く予想できない場所へ連れて行ってくれる「推し活」として、余裕資金で一生売らないくらいの感覚で、と助言しています。次回はAnthropicのダリオ・アモデイCEOを取り上げる予定です。


▶ 元動画を視聴する(楽待 RAKUMACHI)

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この記事を書いた人

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