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目次
3行要約
- 氏名・住所・メールアドレスは、ネットサービスの規約に基づき既に合法的に外部利用されており、漏れても「迷惑メールが増える」程度で大した問題ではない。
- 注意すべきはクレジットカード番号と運転免許証(番号+顔写真)。ただし利用通知サービスや2段階認証を使い、明細をこまめに確認していれば個人の被害はほぼ防げる。
- GMOのセキュリティは「小学生・幼稚園レベル」、攻撃者もプロではなく、社長の会見も技術的説明ができていない。マスコミは漏れた情報の重要度を区別して報じるべきだ。
階層的要約
1. 氏名・住所・メアドは「すでに漏れている」
- 大手宅配業者の情報流出だけでも、国民の半分程度の情報は既に出回っている
- ネットサービスの規約には「個人を特定しない形で外部利用する」と書かれている
- 実際には買い物をすると広告が急に増えるなど、個人単位で利用されている
- 氏名・住所・メールアドレスは契約上の権利として企業が合法的に利用している
- このレベルの情報は「漏れるか漏れないか」に関係なく、すでに漏れているのと同じ
2. 本当に注意すべき情報
- クレジットカード番号・セキュリティコード
- 2段階認証や、利用のたびにスマホへ通知が届くサービスを使えば、身に覚えのない決済をすぐ止められる
- 不安なら、カード会社に頼んで番号を変えてもらえばよい
- 「面倒だから」と通知サービスを使わないのは良くない
- 運転免許証(番号と顔写真)
- タイムズで流出したとされ、免許証のコピーだけでクレジットカードを作れてしまう場合がある
- 勝手に作られたカードで決済され、明細を見ない人は気づかずに少額を払ってしまうおそれ
- 最近のきちんとしたカード会社は、免許証やマイナンバーカードのICチップを読み取って本人確認している
- チップがあるのにコピーで済ませていたカード会社側にも問題があった
- クレジットカードと銀行口座をきちんと見ていれば、個人レベルで過度に怖がる必要はない
3. GMO社長と今回の事件の構図
- 創業者社長は技術的に「素人」で、セキュリティ面は「失格」
- 周囲にセキュリティのプロがおらず、採用もできていなかったのではないか
- 高橋氏自身もGMOのセキュリティの甘さに驚いた経験がある
- 攻撃者側も国際的なプロ集団ではない
- IPアドレスが特定されるような手口や、盗んだ資産の急な動かし方はプロならしない
- 社長は当初「中国系ハッカー」、次に「北朝鮮」と説明したが、北朝鮮ならもっと洗練されている
- 「素人に近い攻撃者が、セキュリティが全くダメな所を狙った」構図の可能性が高い
- 政府は、犯人像を見極めながら慎重に対応しているとみられる
- 記者会見でも技術的な説明ができず、「捜査中」でごまかせる話にもなっていない
4. マスコミ報道への苦言
- 記者が分からないまま解説するので、要点が押さえられず、視聴者にも分からない
- 本当に分かっている人は本質だけを説明するので、話がシンプルになる
- メールアドレスの流出もクレジットカード情報の流出も、同じ「情報漏洩」と一括りに報じている
- 漏れた情報の中身と重要度を区別して報じるべき
- 氏名・メアドの流出なら、迷惑メールとしてはじけば済む話

